天然茶カテキン ポリフェノン
Information
Home > Information > 詳細
ポリフェノンE原料確保のための出資について
2005年3月5日

三井農林株式会社(本社:東京、社長:賀好弘志)は、中国・金農社と資本・業務提携致します。

当社はポリフェノンEを使用した医薬品の開発に取組んでまいりましたが、今般ポリフェノンE原料確保のため、中国の湖南金農社へ出資致します。この概要は次のとおりです。

出資先湖南金農生物資源株式有限公司(湖南省長沙市)
出資比率15%
投資額約2億円
役職員の派遣非常勤役員1名、高級職員(副総経理、常駐)1名
契約2005年2月22日 株式譲渡契約調印

当社が研究開発を進めている茶の成分(茶カテキン)であるポリフェノンEを主剤とする医薬品が、早ければ2006年中にも認可され商業化される見通しが高まったなか、当社は原料手当てから原薬製造まで一連の投資に着手し、原薬の供給体制の整備を進めています。

本件金農社への出資は、確実な原料手当てを図ろうとするもので、金農社はポリフェノンEの中間原料である70GTP(純度70%の緑茶抽出物−Green Tea Polyphenol)の製造を担当、当社に納入します。

金農社は、中国における茶研究の3大大学の一つの湖南農業大学が茶の実業研究、実業化のために設立した技術力の高い企業です。

今回の出資比率は15%ですが、将来的には出資比率を高めることも視野に入れております。また、同社は茶カテキンだけではなく、種々の茶類の製造を行っていますので、当社と多面的な取引が期待されます。

金農社概要
設立1993年
資本金61,200千元
株主上海諾徳生物実業有限公司 69.7%
 湖南農業大学 23.6%(※当社出資後8.6%)
 
総経理李念祖氏
従業員約200名
売上高約10億円(2005年見込み)


以上
ページトップへ
三井農林株式会社