

3回目を数える同フォーラムに、当社食品総合研究所長 原も海外からのゲスト講演者として招待され、講演を行いました。(写真) 湖南省は人口約6600万人の内陸部に位置する省です。水源豊富な湖南一帯は自然環境に恵まれ、気候の年間変化も大きく全国有数の『米作の郷』として知られていますが、浙江省や安徽省と並び中国有数の茶産地としても有名です。 今回のフォーラムもそのような背景から、「湖南省茶」の今後の更なる発展を願い開かれました。 今回のフォーラムでは、科学、技術、文化の多方面から茶にスポットライトを当て、中国国内から5名、国外から原1名の参加による6名が、200名を超える聴講者を前に発表を行いました。 5名の先生方はいずれも茶に関する研究で著名な大学機関などの第一線で活躍する先生ばかりです。 原はカテキン研究のパイオニアとして、茶カテキンの疾病予防治療効果を医薬品化する可能性について講演しました。遥か昔から茶の健康効果はエピソードとして伝えられてきましたが、それらを医学的なエビデンスに基いて証明し、世界で始めて医薬品として認知を得るという試みが進行中であるという内容に、質疑応答ではたくさんの質問が寄せられました。 雨の中の開催でしたが、多数の質疑応答と将来の茶業界発展を願う熱い気持ちに支えられ、フォーラムにはテレビ中継も入り盛況に終えることが出来ました。 以上 |